正義とはなにかを二人の警察官が突き詰めていく『クロコーチ 1』(リチャード・ウー)

人を殺した犯人を捕まえるには賄賂をもらって生かし続けるとんでもない警官であり、県警の闇とも言われる黒河内 圭太(くろこうち けいた)が主人公であり、そこにやってきたキャリア組である清家 真吾(せいけ しんご)と共に調査を...

実力のない人間は仕事でなにをしなければいけないのか。『ランウェイで笑って(4)』(猪ノ谷言葉)

モデルとしてのとてつもない大きな才能を持っている長谷川 心(はせがわ こころ)がデザイナーとしての挑戦を育人と同じ柳田 一(やなぎだ はじめ)のもとで始めようとする。そんな中でミスをしてしまって反省している心に対して柳田...

寝る前に起きる時間を唱えるのはやってみる。箸を食事中に置くのも。『「寝たりない」がなくなる本―――「効率のいい睡眠」を手に入れる方法』(菅原 洋平)

その中で違うことを思い出して15分ぐらい経っていると思ったらベッドから出た方がいいとか二度寝する時は平日同じ起床時間に起きてカーテンを開けた上で二度寝をするのがいいなど睡眠を研究している著者が十分に満足できる睡眠のコツを...

「アイスクリーム味のチャーハン」が欲しいとITプロジェクトでは言われる『予定通り進まないプロジェクトの進め方』(前田考歩)

  現場で起こることだったら言われることを整理してみると「アイスクリーム味のチャーハン」がほしいと言われていることが往々にしてある。「100円でフカヒレチャーハン」という要望もなくはないかなと思うのだけど。 ル...

ITプロジェクト全体を見るようになった時の手ほどきの参考になる『失敗しないITマネジャーが語る プロフェッショナルPMの神髄』(室脇慶彦)

  中規模のITプロジェクトで仕事をするようになって5年以上が経っている。そんな中でこれまでの経験をもとにケース・バイ・ケースでの判断をしてなんとか現場で生き残っているのだけど、プロジェクトを経験することでのス...

自分が過去に残してきた箱を自分で開くか、開いてもらうのか『罪の声』(塩田 武士)

過去に置いてきたことが頭の中でフラッシュバックすることはないだろうか。身近な些細なことであったりなんでこんなことをしてしまったんだろうと思うような思い出は誰にでも多かれ少なかれあるだろう。トラウマとまでは言わないけど、こ...

チームで仕事をしていくうえで必要な4つのリーダーシップ行動の紹介と実践方法『チームが機能するとはどういうことか ― 「学習力」と「実行力」を高める実践アプローチ』(エイミー・C・エドモンドソン)

個人の力でなくチームで仕事をしていく中でどのようにチームが成立していくのかがまとめられている。強力なリーダーシップによってチームを作り上げ機能させるリーダーシップをラージ・エル(L)のリーダーシップと言うのであれば最前線...

アメリカ、イギリス、EU、イスラム、中国、日本の国境にまつわる戦略を解きほぐす『大国の掟 「歴史×地理」で解きほぐす』(佐藤 優)

「歴史×地理」で解きほぐすというタイトルの通り、歴史上、各国がどのような戦略を持って政策を決め、行動をしてきたのかということを解説することで現在起こっていることまで説明していく。歴史がそのまま繰り返すことはないのだが、似...

ライバルと言うか雲の上の存在だけど目指すべき先の人が現れた『ランウェイで笑って(3)』(猪ノ谷言葉)

漫画の王道といえば序盤に登場したライバルをどのように倒すのかということが物語の主軸になることが多いが、デザイナーを目指す育人にも近い世代のとんでもない存在が現れた。 綾野 遠(あやの とお)という巨大なファッションブラン...