殺せんせーみたいな社会の矛盾とどう戦うのかまで含めて話してくれる先生って大切だなぁ。 【暗殺教室】

 

暗殺教室は最後までそこそこ飽きさせずに読ませてくれた教育マンガでした。

人生で初めてジャンプのマンガを全巻買いました。きっかけは覚えていないけど(多分、妹に勧められて)ハマって最後まで読もうと思って買い続けていました。

名門校の落ちこぼれクラスに1年後に地球を破壊する生物である”殺せんせー”が現れて自分を1年以内に殺さないと地球を破壊すると話すところから物語は始まる。

ふてくされたり、無気力だった生徒たちはとんでもない能力を持つ殺せんせーへの暗殺と学校生活を通して成長していく。タイトルは恐ろしいけどなんともまっすぐな青春マンガでよかったです。ただの友情・きれいごと一辺倒でなく、社会の矛盾とどう戦うのかまで含めて話してくれる先生って大切だと思うんです。

一応、大学まで出ているので学校の先生たちとのふれあいがあり、大学生の時には日本で名門と呼ばれる学校の先生とも関わる機会があった。綺麗ごとだけを話す先生って結構おおいなぁと思っていて、教室の向こう側にある社会と向き合わせてくれる先生って貴重です。

殺せんせーは中学3年生の生徒たちに世間とどう向き合っていくのかを暗殺を通して教え続けた。最終話までまとまっていて、無駄に話を伸ばすことはしないと言い切る作者の意志もいい感じに反映されてました。

この作者の次の作品(もう出ているのかもしれないけど)にも期待だし、1つ前の作品である『魔人探偵脳噛ネウロ』も読んでみたいと思ってる。

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。