心に留めておくメッセージがすんなりと心の中に入ってくる本。 『チーズはどこへ消えた?』

多分、一度、小学生か中学生の時に読んだ。ほとんど記憶にはないんだけど、なんとなく良い本だった覚えがあったので、とりあえず入手して読んでみた。多分、一回目に読んだ時の何倍も色んな事を感じた。それは、今、自分が大学生から社会人になる時だからだし、迷いもある自分だから。
何かを得るために必要なこと。何かを得た後にどうすれば良いのか。ということを考えさせる本。導入やまとめのパートはあるけど、やっぱりメインはチーズを探す2匹のねずみと2人の小人の話。読みいってしまうし、色んな事を考える。
今、自分は手元にあるチーズがなくなっていっている状態。それも目に見えて、いつなくなるのかもなんとなく分かっている状況。そして、やらないといけないことも分かっているけど少しずつしか踏み出せていないし、まだ、しっかりとした踏ん切りもついていない。
この物語に当てはめると、新しいチーズ探しに躊躇しているのが自分で、出ようとしているけど、自分のテリトリーから脱出するのを怖がっている。なぜなら、目の前には今までクリアしたどんな迷路よりも難しそうだし、苦労しそうな迷路がある。目の前にあるんだから、頑張らないと。と改めて思った。☆4つ。
心に留めておくメッセージがすんなりと心の中に入ってくる本。ふとした時に物語だけ読むのもいい。やっぱり、名著なんだな。

チーズはどこへ消えた?
スペンサー ジョンソン
扶桑社 ( 2000-11 )
ISBN: 9784594030193

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。