仕事のことを聞かれて自分の仕事についてちゃんと話せるような大人になりたい。それだけの仕事をしていきたい。母親から思うこと。

私の母親はケアマネージャーとして働いている。
ケアマネージャー（以下、ケアマネ）とは介護が必要な人のために、ケアプランと呼ばれるものを作る仕事だ、といって分かる人がどのくらい居るのか分からない。
私自身、母親がケアマネでなかったら、間違いなく知らなかった職業だと思う。そして、他のケアマネをやっている人の息子であっても知らなかったかもしれない。多分、ここ10年ぐらい母親は介護の仕事をしている。ケアマネもその介護の仕事の中のほんの1つに過ぎないし、母親も最初からケアマネではなかった。いろんな職種を経て、今のケアマネになっている。ケアマネの試験の時にはそれなりの騒ぎになっていた。介護の仕事の前には障害者の養護施設で働いていたことも、コールセンターで働いていたことも、ヤクルトの販売員として働いていたこともあったはず。
ここまで知っているのは仕事の色々なことを母親が話してくれたから。ITベンチャーに進む自分にとって関係のない話なのかもしれないけど、知っていてよかったと本当に思う。今の介護については家にある『ヘルプマン！』という漫画まで薦めてくれた。
これがまた面白い。
それは、さておき、仕事のことをここまで話せる大人に自分はなりたい。他にも自分の仕事のことを喜んで話す大人に自分はなりたい。他にも自分の仕事のことを喜んで話す大人にたくさん会った。でも、同じくらい、自分の仕事についての話になると言葉を濁す大人にも会った。やっぱり、仕事のことを聞かれて自分の仕事についてちゃんと話せるような大人になりたい。それだけの仕事をしていきたい、と母親に本を勧められた時に改めて思った。
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