今年のレッスルキングダムの主役は圧倒的に飯伏幸太だったと思わせる2日目だった。例年と異なり、大きなタイトルマッチ以外は1日目に出た選手は2日目に出ないこともあって東京ドームに2日とも出れる選手はそんなに多くない。
そんな中で2日ともメインイベントに立ち、両方の試合で勝利して締める飯伏幸太は今までくすぐってきたことが一気に覆った二日間だったのかもしれない。新日本プロレスの生え抜きではないこと、ケニーオメガという盟友に先を越されたうえで袂を分かつことになり、前年の東京ドーム大会では2連敗を喫している。
そんな飯伏幸太が1年間経った同じ場所で最後に「神になった」と言って締めるまでになったことはひとつのゴールと言っても過言ではないでしょう。 去年とは違った締めにともいえるSANADAからの正当なマイクアピールから飯伏幸太が締めたのは荒削りながらもよかったのですよね。
高橋ヒロムの前日の消化不良をしっかりと超えてきた石森との濃密なジュニア戦もあり鷹木信悟とジェフコブ、SANADAとEVLIの試合はそれぞれよさがあった。マスター・ワトのトルニージョの綺麗さもいい感じだったかな。
The following two tabs change content below.
小檜山 歩
コンサルタント : 日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
最新記事 by 小檜山 歩 (全て見る)
- 内藤哲也はどこへ行く?新日本のリング上への影響は?~内藤哲也退団から妄想する~ - 2025-04-17
- もがいている。未来を潰したくない。海野コールをしよう。~4.5新日本両国で1番感じたこと~ - 2025-04-12
- 新日本後楽園のメインでやることに意味があったハードコアのIWGP Jrタイトルマッチ エル・デスペラード VS クラーク・コナーズ(2025年4月4日) - 2025-04-09