BtoBのシステム会社は営業中心。そんな当たり前のことに気付かなかった。ITベンチャーで決済システムを販売している自分はBtoBの営業マンです。
ここのところ、BtoCのWebサービスを提供している会社の人に会い、システムエンジニア(SE)やデザイナーの割合が多いことを羨ましいと思っていました。なぜなら、営業マンとして、売っている決済システムをもっとこうして欲しいという要素はたくさんある。
でも、システムのリソースが足りないと言われて、改修が出来ない。よく会うBtoCのサービスを提供している会社並みにエンジニアが居れば、もっと良いサービスになるのにと思った。
だけど、そもそも根本が違っていた。BtoBの場合、販売する先は会社の方やビジネスをやっている人。買ってもらうにはそのための説明が必要。つまり、ここに営業マンのニーズがある。
なんでも出来るシステムはないので、どのように使っていただくのかを説明する役割を営業が担う。ただ、BtoCのWebサービスで一人一人のエンドユーザに説明をしていく訳にはいかない。だからこそ、エンジニアやデザイナーをたくさん雇って人の説明なしで支えるサービスを作る。だから、逆に営業はいらない。
こんなシンプルだけど、大切でなことに入社して9ヶ月で気づいた。BtoBの営業がBtoCの会社を羨ましがっていたけど、それは根本が違うという当たり前なことへの1つの気づき。
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