2016年の4月に発刊されたという経済の商社特集がまとめられている。2015年度の決算で商社業界に大きな変化が訪れた。資源安によって三菱商事と三井物産が持ち込み、非資源分野に力を入れていた伊藤忠商事が断トツの一位となった。
そんな商社業界の大きな変化を受けて今後の商社ビジネスがどうなっていくのかを特集した内容がまとめられている。物を売り買いする手数料で儲けてきた商社というビジネスはとっくのとうになくなっていることは他の本でも言われている通りで、基本は投資先のトレード拡大や利用価値向上によって商社自体の価値を生み出している中で今後どうしていくのかがトップのコメントも含めて語られている。ひとつの商品について詳しくないと幅広い話ができないという話も出てきて商社業界でどのような人材育成をしていくのかということが問われているのだと感じる内容になっている。
1996年に起こった住友商事の銅事件とはなにかを紐解くような各商社の今の戦略の背景となるような出来事にも触れていて知りたい時には参考にできるのかもしれない。ただ、 2015年時点の話なのであってこの本の内容をそのまま今の商社に状況だと語るのは恥をかくので気をつけたほうがいいかな。
【手に入れたきっかけ】
商社のお仕事をするにあたって一夜漬けした中の一冊
【オススメ度】
★★★☆☆
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小檜山 歩
コンサルタント : 日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
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