18試合のPPVは東京女子プロレスの原点の戦い 東京女子プロレス「原点を超え、未来へ」2023年1月30日

前日、春日部大会があったのだけど翌日は10周年記念で初めてエキシビジョンマッチが開催されたTwin Box AKIHABARAで原点のマット上でのプロレスを見せた。海外遠征をしていないすべてのレギュラー参戦選手がエントリーする1Dayトーナメントで5分2カウントルールで決着がつかなければ準々決勝まではじゃんけん、準決勝以降は時間無制限の1カウントルールという番狂わせが起こる変則ルールだった。

ロープがなくてリングよりも狭いマット上で戦う難しさがありつつもその上で戦うことでプロレスで戦う時にも役立つのだろうと感じさせる大会だった。ロープワークもコーナーもない中で至近距離で技を繰り出したりロープはないものの走っての攻撃を見せたりロープよりも硬い鉄柵に乗ってのダイビング攻撃をみせたりとそれぞれの選手がプロレスを考えているのがいつも以上に伝わってきた。

18試合というたくさんの試合がある中でも試合の雰囲気やテーマが異なることで飽きずに見ることができた。ステージで見栄を切ってからマットの上に移動するのもいつもの試合とは違って新鮮な映像だった。

山下実優の厳しいミドルキック、鈴芽の鉄柵からのダイブ、引き分けでのジャンケンでの決着など5分のマットプロレスらしいやりとりといつものプロレスのどちらもあって魅力的な大会だった。決勝戦を制した辰巳リカかこれからも目を離さないでと話しているのが東京女子プロレスの魅力を表していてこれからもどうなっていくのか見て行きたいと改めて感じる大会だった。

原点を超え、未来へ | DDTプロレスリング公式サイト
https://www.ddtpro.com/results/19711https://www.ddtpro.com/results/19711

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。