今のプロレスに対するメッセージを飲み込んで新日本プロレスは先に進む『週刊プロレス 2022年 03/23号 No.2170』

アントニオ猪木が作った新日本プロレスの創立五十周年記念大会が特集されてきて入場テーマ展覧会のような歴史上活躍した様々なレスラーたちが入場してきた上でセレモニーを開いている記事の見出しが「新日本に歴史の雨」、「”ブラックホール”のように深く」となっていて印象的だった。

様々なレスラーがコメントを出していたのだけど、前田日明が今のプロレスに対する物足りなさにも触れていてこうやってレスラーは常に厳しい目線にさらされることを改めて実感させられる。そんな中でもレスラーは前を向いて戦っていることがプロレスラーという存在を尊敬してやまない理由の1つなのだと実感させられる。

見に行くことになっていた東京女子プロレスの両国国技館大会の特集もやっていて小細工が得意な中島翔子へのインタビューで喧嘩もしたことがある山下実優に対する想いを読んでいると、この人の自信のなさがありつつも弾ける真っ直ぐさに惹きつけられていく。

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★★★☆☆