2022年の3月から2か月の育児休業を取ることにしていて、ふと32歳でこれまでの仕事人生を振り返ってみたら2013年10月に今のコンサルティングファームに入ってから8年ちょっといろんな仕事をしてきたと思うとともに入るときにはここでは何があっても3年は働く実績を作らないといけないと気合を入れたことを思い出した。8年も働くとは思っていなかったけど、ここまで来たんだなぁとしみじみしてしまう。
日本で60歳ぐらいまでは働くとしたら1回は3年ぐらい働いておきたい
一部の確固たる実績を作る人や起業して”勤め人”としてのラインを外れる人ではない人たちにとってはどんどん仕事を変えていくジョブホッパーは避けるべきというのがよく語られることでジョブ型雇用が話題になり、日本でも実践が進んでいる今でも変わらない側面はあるように感じる。
当時の転職エージェントからも少なくとも次は3年働かないと転職しづらくなると言われたことを思いだす。中途採用で30歳までに特記すべき事情無しで2~3回転食をしていると大企業に転職するとなると難しくなる(別に大企業で働くことを目指す必要はないと思うけど、目指していきたい人にはという話です)ので次は3年働きましょうと言われたことで気合を入れて職場に行った。
積み重ねてきたことを活かすためにぶつかっていく
高校でそこそこ勉強してそこそこの大学に入って大学でいろんなスキルを身に着けて自分の力を活かすためにここで地に足をやっていこうと思ったのがこのタイミングだった。入社した後にどうやってうまいことここまで働いてこられたのかを考えてみると結果論になりそうだけど、2つのポイントがあったように思える。
とにかく聞いて、答える
わかららないこと、理解しきれていないこと、自分ではこう思うことについて、相手にぶつけていった。自分が大丈夫であることをはじめての場で見せつけることは早々に諦めて大丈夫ではないかもだけど、なんとかなるかもしれないぐらいのものを汗をかいて出しつつ、吸収していくことを目指していかないといけない。他の人にうしろから押してもらったこともあることは否めないのだけど、それでも何かを投げかけることをやめないことの大切さは今でも感じている。仕事の現場で前に進むために相手に自分の意志をぶつけることは必要不可欠だと思っている。
無いほうがいいけど、やめられない理由があったほうが頑張れる
しない方がいいに決まっているけど、転職する理由の1つに前職の時に遊んで使っていたお金不足からくる借金があった。とんでもない額ではなかったけど、このままいくと将来に問題が起こるかもということもあり、稼ぐことを決めてコンサルに転職した。芸人が借金自慢をしていることに対してまともな人がバカをみるのはやめましょうと他の芸人が話していて、確かにと思いつつ、お金を稼がないとヤバいことになりそうということが力になったのは事実かなと。
今では運が良かったと思えて、頑張ろうと思いすぎるとあとがなくなって体調を崩す人もいる。頑張ろうと力を入れることどうにでもあるさとゆるくなる気持ちを合わせて持つことで健全な働き方になるのかなぁと8年経って感じている。どこかであと1回、2回と力を入れないといけない日もくるかもしれない。その時に力を入れつつどこかでバランスを考えていこうかと。それが力を入れても壊れないために必要なことだから。
小檜山 歩
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