ハンデをひっくり返すためには努力だけではいけないけど神様はいるのかもしれない。モデルの戦いが熱くて怖い。『ランウェイで笑って(16)』(猪ノ谷言葉)

身長が伸びないけどパリのランウェイを歩くために無理だと言われる努力をし続ける藤戸 千雪(ふじと ちゆき)と、自分のデザインを最初に好きになってくれた身長が伸びないモデルによってデザイナーの道を歩き始めた都村 育人(つむら いくと)の物語の舞台は東京ガールズコレクションへ。

パリで歩くためにはモデルはかわいいではなくてかっこよくないといけないという厳しい現実が突きつけられる中で千雪はもう1つの顔を見せる。

国内で活躍するモデルにあの子にチャンスをあげるならと思わせるぐらいになってきている中でいろんな偶然によってチャンスを得た千雪がラストルックの舞台へと上がる。そこで弾けた先にパリを見せる強い意志と一番応援していた父親のシーンは涙を誘ってくれる。

あがきながら1つのチャレンジへとたどり着いた千雪が次へと進めるかもしれないと思わせる期待を感じさせる16巻だった。

【手に入れたきっかけ】

後輩に勧められてハマったマンガ

【オススメ度】

★★★★★

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。