人の形をした妖精や動物の形をした妖精などのさまざまな能力を持つ妖精が人に気付かれずに生きている世界でお互いの考えをぶつけ合いながらも己の正しさを追い求めていくことが描かれる。
主人公であるシャオヘイは自らのすみかを人間に追われてしまった黒猫の姿をした妖精であり人間と一緒にいることを嫌っている。
同じ考えを持つフーシーと行動を共にすると思いきや、その世界の大多数である人間と共に生きる養成の味方をするとてつもなく強い人間であるムゲンにさらわれ、旅をすることになる。
強い人間への恨みを持つフーシーの故郷で再会し、シャオヘイはムゲンとの旅で学んだことも踏まえた上で自分の生きる道を極めることになる。
妖精は人を支配するべきなのか、それとも、人とともに生きるべきなのか。人間が今まで妖精の住む場所をなくしてきた中でこんなこと思われても仕方ないようにも思う。そんなことを考えさせられるところは平成狸合戦ぽんぽこを思い出すんだけど、それ以上に3人がそれぞれの想いの中でぶつかり合いずつ変わったり変わらなかったりする生き様に涙するのかもしれない。
久しぶりに映画館でアニメを見たけど今年一番よかった映画かもしれない。
映画 『羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ) ぼくが選ぶ未来』 公式サイト
【オススメ度】
★★★★★
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小檜山 歩
コンサルタント : 日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
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