この作品自体が人に痛みを感じさせる力を持っている。考え続ける事の大切さも 「PSYCHO-PASS サイコパス2 第9話」・「全能者のパラドクス」【アニメ・2014秋】

 

アニメだけど、常守朱の息苦しさが画面からいやというほど伝わってきてしまう。この作品自体が人に痛みを感じさせる力を持っている。

シビュラシステムを完璧だと信じこんでしまう監視官の姿はあまりにも哀れで本人自身の能力のなさをさらけ出させてしまっている。

何かを完璧として認めることは何も考えなくなることに等しい。完璧なものなど無いと考え続けることは大変かもしれないが、必要なこと。

鹿矛囲VSシビュラの最終決戦の時、近づく。ただ、その時にシビュラシステムは脇役に過ぎなくなってしまうのかもしれない。最終的には常守朱が壁を乗り越えるんだろう。というか、そうして欲しい。

大切な人を守るためにはいろんなものに羽交い締めにされながらも自分で行動しないといけない。強さを見せて欲しい。そこに見るものが惹きつけられ、励まされる。

【キーワード】

シビュラシステムの全能を褒める・理想的な市民のモデルケース・クリアの存在

人工的に作られた免罪体質者

法の理想な形・別の使い道がある・常守朱を黒く染める

人を裁く完全な存在を裁くことは可能か

全能者のパラドクス

「全能者は自分でも持ち上げることのできない重い石を想像できるか」

作り出せれば全能者ではないし、作り出せなくても全能者ではない

解決方法は前提か過程かに謝りがあることを証明するか、どちらかが正しいと証明すること。

知りたいのはシビュラとあなた自身の色・依存している

同じ瞬間に全能である必要はない。

重い石を作った上で軽くすることがシビュラのやったていること。

シビュラはシビュラを裁けるのか。出来ないならシビュラをシビュラに組み込まないといけない。それは不可能。

裁けるなら完全性を保てる。免罪体質者を裁かなかったことが矛盾となる。

ドミネーター使用で裁かれた・公安のシステムに侵入された

益崎医師が裁かれた・オレはシビュラの申し子・俺の目は社会の目、俺の意志は社会の意思

常守朱の祖母の居場所を調べて欲しい

国交省の役員が頻繁に会合・修学旅行の一週間前に転校

新しい社会の幕開け・メインディッシュ

どんな状況でも自分の色を保ち続ける存在

全員でシビュラを裁け!

地獄絵図・密入国者をおもちゃにした

家畜にされた人々が焼いてくれと願った

何かを受け取った常守・何をした!?

常守の祖母の耳・接点は地獄の季節

決着をつけようとしている

 

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。