哀愁を通り越して悲壮感漂う未婚のおっさんが競馬場で読んでそうなマンガ 『パッパカパー(1)』(史村翔, 水野トビオ)【Kindle・マンガ】

  哀愁を通り越して悲壮感漂う未婚のおっさんが競馬場で読んでそうなマンガ。 二浪の浪人生とダメダメプータローが競馬にのめり込んで一喜一憂する姿が描かれる。元々はプータローだけだったのにプータローと関わりたくない...

英語ができるってことだけで帰国子女を羨ましがり、妬むことはやめた方がいいのかも 【社会・英語】

  帰国子女って英語が余裕で出来るし、羨ましいってかズルい。そんな話を目にすることや耳にすることがある。 自分自身もそんなことを思っていた時期があった。 千葉の中堅校から英語が苦手なままICU(国際基督教大学)...

田畑を開拓するじっくり系の重めボードゲーム!名作の1つですわ「プエルトリコ」/「第37回 ミスボド」【ボードゲーム】

    とうもろこしにタバコにコーヒーなどを作って自分の街を充実させ、田畑を開拓するじっくり系のゲームで重めのボードゲームの1つ。 重めのゲームの中でも運要素が少なく、自分なりの必勝法を考えてやってみ...

1つ1つのやり方が毎日の「カイゼン」活動の積み重ねによって生み出されたものなんだと感じさせてくれる 『トヨタ・仕事の基本大全』((株)OJTソリューションズ)【Kindle・本】

  仕事ってやるべきことは決まっていて、みんな分かっていてあとはどれだけこだわってやることによって成果が変わって来るものなんだと改めて思う。 トヨタの仕事の基本と題するこの本の中はもちろん、”トヨタのやり方”の...

ボードゲームと呼ぶにはあまりにも大きくて広い場所でみんなで楽しむゲーム「巨大キャプテンリノ」/「第37回 ミスボド」【ボードゲーム】

  他のゲームをやっていると部屋の片隅に大きなタワー。 椅子の上に乗ってタワーを作るこのゲームはさながらVS嵐のローリングコインタワーのよう(台は回っていないけど)で注目を集めていた。カードに応じた形で部屋を重...

「人は生まれながらに罪を背負って生まれてくる」という論理を「んなわけあるか!」とローマ帝国のど真ん中で一蹴した男がいた『ペラギウス・コード―古代ローマの残照の彼方に』(ポール モーガン)【献本】

  人は生まれながらに罪を背負って生まれてくる。それをキリストは背負ってくれる。 キリスト教では当たり前に信じられているこの論理を「んなわけあるか!」とローマ帝国がまだ存在している時代にローマのど真ん中で一蹴し...

かなり取っ付き易い映画系会話同人ゲーム!「知ったか映画研究会」/「第37回 ミスボド」【ボードゲーム】

  ボードゲームといえば机の上で黙々とコマを動かすだけだと思われがちだけど、そんなことはない。 絵を描いたり、ジェスチャーをしたり、おしゃべりをすることで勝負を決めるゲームもある。ただ、マイペースでマイワールド...

なんと清々しい歴史小説なんだろう。21世紀の歴史小説の形はこんなものなのかもしれない 『天地明察』(冲方 丁)【Kindle・本】

  なんと清々しい歴史小説なんだろう。21世紀の歴史小説の形はこんなものなのかもしれない。小難しさは控えめに、読みやすい文体で描かれてはいるものの、歴史小説らしい時の重みは刻まれている。 まだ、時が確実には定ま...