愛し合った人同士が結婚できることって素敵なこと。『弟の夫 : 4』(田亀源五郎)

 

今の世界でも愛し合った人たちが結婚できないことがある。ロミオとジュリエットのように。家柄とか仕事とかいろいろあるけど、法律がそれを妨げている。

一夫多妻制も認められてないけど、1対1で認められていないことが同性での結婚。愛し合っているだけなのになぜなのか。認めることでどんな迷惑がかかるのか。別に異性の結婚が禁止されるわけじゃない。同性の結婚”も”許せばいいだけなのにダメ。

日本はそんな世界だったりする。

父子家庭で娘を育てる主人公の前に”弟の夫”であるマイクが表れて交流することになって時間が経った。娘がマイクに対してピュアな気持ちで接することも通して変わってきた。そんなマンガの最終巻は社会との付き合い方が更に問われる。

マイクに対して悪影響があると言ったような友達のお母さんのお話は前にあったけど、先生からも。やんわりと直接的じゃないけどなにか言われているような感じがする。

先生に対して「他人と違うから」という理由でなにかをやめさせるのではなく、その違いをからかう子を注意してほしいと言い切る。確かにそうだなぁとうなずける。

そして、最後には一旦のお別れ。See you again!ってやっぱりいいよね。

子どもともいつまで一緒歩けるかどうかわからない。でも、一緒に歩いた過去を大切にする。いいことですなぁ。

【手に入れたきっかけ】

Kindleの週替りまとめ買いキャンペーンで気になったので

【オススメ度】

★★★★☆

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。