齋藤彰俊の生き様を伝えてくれたメインイベント「NOAH “GO FORWARD” powered by ABEMA 2020年06月14日 (日) 」

これが無料て見ることができるスゴさはプロレスファンとして強く感じる。

サイパーエージェントグループに入ったノアの勢いが止まらない。無観客試合を次々に開催し、Abemaで流していく。スペシャルマッチだけでなく団体のトップともいえるタイトルマッチも惜しみなく。

今回は山田邦子を招いての無観客試合の終着点とも言える興行になっていた。GHCのヘビー、ナショナル、ジュニアとタイトルマッチが3つで武藤敬司が若手エースの清宮との初遭遇まで。DDTが文化系とかプロレスの枠をはみ出し続けるプロレスをやり続けることに対して今までのプロレスのごった煮を見せてくれるのがノアなんだろう。桜庭和志にケンドーカシンにカズハヤシと今までだと想像のつかなかった選手たちが集まってきている。

試合は武藤敬司にがっつりやられる清宮はストーリーを期待させ、井上雅夫のタイトルマッチはどうにか男らしさを見せた。

なんといっても潮崎豪に齋藤彰俊が挑戦したメインイベントはたまらなかった。キャリアや年齢からも潮崎豪が圧倒的に有利な中で三沢光晴という偉大なプロレスラーをキーワードに2人のプロレスが紡がれていった。興行の中で解説の小橋健太さんが三沢さんの話は置いておこうと言ったのが印象的だったりするんだけど、打撃中心の斎藤選手の技を受けて潮崎豪が勝ちきった。今のプロレスのようなすごい早い動きはないんだけど闘いがあって見る人に何かを残してくれる試合だった。

キャリアの晩年に差し掛かってGHCへの挑戦は数えるぐらいしかないか最後だったかもしれないけど斎藤選手の戦いは熱くしてくれた。

今日もまたノアのプロレスがある。ネットとはいえ生中継のプロレスを家で見ることができる日が来るなんてたまらない。

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。