いろんな小ネタをやっていくことが大切だねぇ。『日経ビジネスアソシエ 2017年 12月号・乗ったもん勝ち 働き方改革』

 

働き方改革の特集ってことで目を通してみました。

働き方改革のお話

働き方改革のデータ(どの程度広まっていてどの程度成果が出ているのかのアンケート)から始まり、働き方改革をすることによる個人にとってのメリット、働き方改革のいろんなやり方(ムダ取り、テレワーク、会議術、セルフマネジメント、集中力・モチベーション向上、ストレッチでの体の改善などなど)からいろんな会社の事例の紹介へと進んでいく。

その中から気になったことをご紹介。

会議術

まずは会議について。当たり前のことでいろんなところで言われることだけど、実践できていないことも多かったりしますよね。会議を減らしてダイエット。そのうえで、会議をデザインしてから実施してゴールにたどり着けるようにルールと役割を決める。

上位者じゃなくてメンバーだったりすると会議をファシリテーションすることも少ないだろうし、直接的に意見を言うのは難しいこともあるだろうということで隠れファシリテーションを勧めたりもしてます。

アクセンチュアとディスコの事例

事例としてはコンサル業界でも進んでいるとされるアクセンチュアとメーカーであるディスコの事例について。アクセンチュアの働き方改革は採用の面でも評判のよさを聞くので気になってたけど、アイディアコンテストとか7つのポイントなどが紹介されていて参考になりそう。

ディスコの社内通貨制度は広まっていきそうなんですね。

第一感情を伝えるように

セルフマネジメントも大切なことの1つでゆっくり流行っているアンガーマネジメントなんかはその1つですな。

「ギスギスしないための注意・要望の伝え方」として最初に思ったことを伝えるということが取り上げられていてふむふむとなる。締め切りが心配になった時に「少し不安に思ったんんだけど締め切り大丈夫?」と不安という第一感情を伝えることにする。

「締め切り明日なんだけど、まだ終わってないの?」と終わっていないことに対する不満という第二感情を伝えるのは割けるべきと。なんだか納得。

他にも気分転換のためにやることリストをつくるとかストレスケアの3つのR(Rest/Relaxation/Recreation)なんかは納得。

時短ムダ取りTips

別冊として時短、ムダ取りTips集。作業には仮でまとめる時間を取る、テンプレを作っておく、フォントは決めておく、根回しの方法などなどすぐにやれそうなことがいくつか。

Clock it!を使ってみた

時短ムダ取りTipsの中で紹介されていたのがどのくらいそれぞれのタスクに時間がかかったのかを測ることができるタスク管理ツール。

Clock It! – タスク管理&タイムマネジメントサービス

https://clock-it.com/

いい感じなんだけど、繰り返しのタスクが設定できないのがちょっとなぁ…

【手に入れたきっかけ】

Kindle Unlimitedの対象になっていたので

【オススメ度】

★★★★☆

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。