1万人の街だった宮城県・女川町に大津波が押し寄せ、1割弱の方が亡くなった。
それから5年。移住による人口流出によって人口は6千人になった。
駅ができて、商店街ができてサンマの無料配布がある女川復幸祭も5回目。それに参加するツアーにひょんなことから行くことになりました。
震災の時に就活をしていて、よく分からない気持ちになってしまったことを思い出しつつ、2回目の被災地訪問。1回目は宮城県の山元町に行ったんだけど、なんもなくて驚いた。
2回目が今回の女川。家はまだ造成途中で仮設住宅に住んでいる人も大勢いる。阪神・淡路大震災の時に2年経ったら近所の公園にあった仮設住宅が全てなくなったことを考えるとまだまだ道半ば。
そんななかで自分は何もできないとか、何もしていないと考えることはやめました。
女川復幸祭の開会式で村長さんが「ここにある今」の中でやりたいことをしたい、遠くから来ている人には一円でも多くお金を落として欲しいと語っていたのが印象的でした。
海がすぐそこに見える女川駅だからこそ、商店街以外はほとんど何にもなくて、まだまだ復興途中。でも、そこで食べたサンマも海鮮丼も焼きかまぼこも本当に美味しかった。津波があった場所らしいトレーラーハウスも快適でリフレッシュできた週末だった。
忘れられそうな今だからこそ、何か出来ればいいんだけど、その何かも大きく風呂敷を広げるんじゃなくて何か出来ればいいなぁぐらいにしておこうと思います。自分がいなくても復興は進む。でも、自分が出来るなら何か出来たらいい。そう割り切ろうと思った5年目の被災地訪問でした。
何かのために1年以内にはもう一度女川には来ようと思います。
女川町復幸祭2016~夢を叶える町がある
(津波が来たら走って逃げることを忘れないための女川復幸男のスタート前)
(遊覧船から取った鳥!)
(南三陸石けん工房!)
(女川丼!うんまかった!)
(こちらも美味しかった焼きかまぼこ)
(泊まったトレーラーハウス)
(女川駅も商店街側じゃない方は造成中です)
(女川駅の商店街!)
(無料のサンマ配布!)
(女川復幸男の参加賞)
小檜山 歩
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