キョンのお話から。アニメ的なのは存在しないと自分語りから始まる「涼宮ハルヒの憂鬱」第1話涼宮ハルヒの憂鬱 I

望んでいたけど。そんなのいるわけねえ。中学卒業してこの世の普通さに慣れてきた。東中出身、涼宮ハルヒのとんでもない自己紹介。えらい美人がそこにいた。

東中出身、涼宮ハルヒ。ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上。

逆でも笑いどころでもなかった。偶然だとしんじたい。

冒険でしょでしょ。

時間の無駄だから。やめとけ。奇人っぷりは常軌を逸している。けったいな絵文字を書いた。出来損ないのナスカの地上絵みたいなもの。机を全部廊下に出していた。スポーツも成績もいい。普通の人間の相手をしている意味がない。告られて断るということをしない。朝倉涼子。髪型が毎日変わる。男子が残っているのにセーラー服を脱ぎ始めた。あらゆるクラブに仮入部していた。なにがしたいのだろか。こいつは。

ゴールデンウィーク明けて1日目。曜日によって感じるイメージって色が違う。あんたとどこかで会ったことある？キッカケになったのだろう。長かった髪をバッサリ切った。話すのが日課になった。アホらしいほどまともな奴だった。電話だったのはなぜか。くだらない男しかこの世に存在しないのか。そっちの方がおもしろい。お前、どんな魔法を使ったのか。キョンは変な女が好きだから。

窓際の後ろから2番目。全然が口癖に。自分で部活を作ればいい。カツアゲされている気分。協力しなさい。文化部の部室棟。文芸部に。長門有希。来ないと死刑だから。全部がユニーク。すんげえ美少女だった。朝比奈みくるちゃん。2年の教室でぼんやりしてるところを。めちゃめちゃかわいい。萌え要素。ロリ顔で巨乳。真性のアホ。SOS団。

ハレ晴れユカイ。