あらためて小説も読みたいですわ。「舟を編む」【まとめ・アニメ・Amazonプライム】

 

小説が有名だとは知っていたんだけどAmazonプライムにあって移動が多い時期だったのでせっかくだしということで見たのがきっかけだったかな。

17年の物語は大きく前編と後編にわかれるんだけど主人公は変わらず馬締(まじめ)という男。パッと見さえないけど、言葉を大切にしているまじめな男(決してダジャレのつもりはないです…)。

辞書の小ネタと日本語の小ネタがいくつか出てきてふむふむと思ったので、いくつか紹介させてください。

辞書の小ネタ

辞書執筆には執筆要領と呼ばれるものが必要(第4話)

日本初の近代的辞書は『言海』と呼ばれるもの(第6話)

「せ」が真ん中の辞書が好ましい(第9話)

単語が抜けていることもあり得るのかも(第10話)

日本語の小ネタ

ぜんしんという読みの単語には「漸進」というものもある。意味の違いを楽しめる(第4話)

「揺蕩う」という単語がある(第5話)

 

最後は小ネタというか知らない単語なんて山ほどあるんだけど知ってワクワクする単語ってある。そんな単語の1つかなぁと。

馬締の成長日記だったり、古風な奥さんの恋愛小説ぽかったりもするんだけど、辞書づくりのあまり知られていない現場を描くことで仕事の奥深さを感じられる作品になっている。

会社員になって思うんだけど、17年も1つの仕事を続けることなんて多くはない。管理職になったり職種がジョブローテーションで変わったり、転職したりと。

でも、辞書づくりの現場にはこんな人がいるのかもしれない。そんなことを思うリアリティは小説の世界からそのままなのかもしれない。でも、小説はもっと臨場感があるのかもと気になって読みたくなりましたわ。



TVアニメ「舟を編む」 | 公式サイト

http://www.funewoamu.com/

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。