オフィスを会社に合わせる取り組みの参考にいかがでしょうか? 『Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2015年 03月号 オフィスの生産性』【お仕事・雑誌】

 

会社によってやっているビジネスも風土も違うのに多くの会社でオフィスに大きな違いがないのはなぜだろう。いや、違いを持たせないといけないし、違いを持たせて成功している会社も出てきているんだからやっていく必要があるでしょう。

そんなオフィスを会社に合わせる取り組みの参考にいかがでしょうか?

結構前(2015年3月号)のハーバード・ビジネス・レビューで特集のタイトルである「オフィスの生産性」に惹かれて買って積んであったのをやっと読んでみました。「仕事場の価値は多様な出会いにある」や「優れたリーダーはストーリーのある目的を語る」はその記事自体が興味深くて、別枠で紹介してみましたので、よければそちらを読んでください。

他に気になったのはウェアラブル端末を用いた研究(従業員に行動を数値化する端末を持たせて行動を読み取って分析する研究)から仕事場の価値や改善点を考えてオフィスを変えてコミュニケーションを変える取り組みの紹介がある一方で端末で従業員の行動を全て監視することとプライバシーの関係を考える記事まである。

技術の進歩だけでなくそこから発生する(であろう)新しい問題にまで触れられているのがいい感じ。

特集以外には川上でなく川下を重視するマーケティングの話や法人営業で選ばれるために本当に大切なことは何かという話に仕事での目標をどう作るかなど参考になりそうな個別記事がけっこうあっていい感じでした。



【手に入れたきっかけ】

タイトルに気になって購入!

【オススメ度】

★★★★☆

The following two tabs change content below.

小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。