大企業の人事には中央集権型と地方分権型がある。

 

人事コンサルとして主に大企業の人事さんとお仕事をさせてもらうことが多い。人事さんは会社全体の組織だったり、人の異動だったりに関わることも多く、会社全体について話すことが基本なんだけど、人事さん自体の組織もいろんなかたちがある。そんな中で、昔ながらの中央集権型の人事さんもいれば地方分権型の人事組織もある。

どちらの形なのかは人事制度、異動、昇格の権限や研修企画や給与計算などの人事業務をどれだけ、集約型でやっているのか、分散型でやっているのかによる。

給与計算自体は共通業務として本社で集約して実施するかBPO先にお願いすることもあるが、それ以外の業務は本社で実施しても各部門で実施しても良い。ビジネスに寄り添う人事から考えると各部門に部門付きの人事がいてビジネスから人事の制度を考える”HRビジネスパートナー”と呼ばれる役割が広まっていくのがあるべき形とされるが今までの業務処理や全社最適の人事を考えてきた人事とは違う役割が求められる難しさは否定できない。

人事の以降だけでなく、各部門ごとに独立して事業を実施しているのかも影響するので、経営戦略によって人事制度・人事組織は変わるのだなぁと改めて感じる。そんなところの仕事も少しずつ増やしていきたいなぁと。

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。