数年前に空守村で起こった1つの物語。それはあまりにも衝撃的かつ、哀しい出来事 『神様ドォルズ 3』(やまむらはじめ)【Kindle・本】

 

数年前に空守村で起こった1つの物語。それはあまりにも衝撃的かつ、哀しい出来事。

匡平たちの生まれ育った村の名前が明かされる。その名は空守村。案山子を神として崇め、枸雅家と日向家のそれぞれのお館様を頂点とする村。そんな村である出来事が起こった。

枸雅家と日向家が絶対の村の小学校に一人の女の先生が配属となった。その先生は外とは違う村の独特の雰囲気と慣例に戸惑いながらも明るく日々を過ごしていた。ただ、少しずつ歯車が狂い、大きな事件が起こってしまう。先生もいなくなり、その後に残ったのは阿幾の幽閉と匡平から隻の資格を取り上げるという現実。

事件は現代につながり、独居房での幽閉から脱出した阿幾と村から離れた匡平の今に至る。

案山子がからくり仕掛けで出来ていたり、案山子をメンテナンスする器師やカムノチ(神の血)など、案山子にまつわる事柄も出てくる。やっと、物語の背景知識がある程度網羅されてきた。

ここから先は更に物語が深くなっていくのだろう。

【キーワード】

からくり仕掛け

器師

空守村

カムノチ(神の血)

天照素

お館様

【引用】

どこか遠くへ行きたい。あなたと2人で…

【手に入れたきっかけ】

Kindleキャンペーン!

・オススメ度

★★★★☆

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。