何も成し遂げていないのにひたすら語っているマンガ家志望の大学生の物語。
まさに評論家で自分は何もしない男が少しずつマンガ家の道を歩み始める。著者である島本和彦の大学生時代の自伝的な作品で、主人公の焔 燃は島本の大学生時代を重ねていると言われている。
1980年代の初めの頃にとある芸大に入ったところから物語は始まる。
当時の大学の自由な雰囲気に加え、エヴァの庵野秀明、GAIMAXを作る山賀博之、ボンズの南 雅彦などアニメ好きならピンとくる名前が実名で続々と出てくる。そんななかで自分の何も出来なさにじんわりと気づいた焔が動き出すのが印象的。
1人の若者が成長していきそうな期待感を持たせてくれる。
【手に入れたきっかけ】
覚えてない…
【オススメ度】
★★★☆☆
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小檜山 歩
コンサルタント : 日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
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