協力あり、妖怪あり、鬼あり、九尾あり。『地獄先生ぬ〜べ〜 18』(真倉翔, 岡野剛)

  ぬ~べ~の魅力が凝縮したのがこの18巻なのかも。今までの中で1番濃かったっす。 ぬ~べ~の中で1番かもしれないぐらい好きなシーンが17巻から引き続いてきた堂守少年妖撃団の解決のお話の中の1コマ。ある妖怪の名...

盛りだくさん!日本の歴史っぽいのも。『地獄先生ぬ〜べ〜 17』(真倉翔, 岡野剛)

  小学生の頃に日本の歴史をマンガでまとめた本が好きだったりする。そんなマンガのような内容が鳥山石燕(とりやま せきえん)という妖怪絵師をぬ~べ~と重ねて描いた回。 これはけっこう好きです。鳥山ってことでドラゴ...

やっぱりオペラ座館。そして、残された1つ目の事件の謎も。『金田一少年の事件簿〈1〉オペラ座館・新たなる殺人』(天樹 征丸, さとう ふみや)

  オペラ座の怪人はフランスの作家ガストン・ルルーによって書かれた小説で様々な場所で演劇として演じられている。そんなことを小学生の間に2回も目にした。 舞台は見に行ったことはないんだけど、あらすじはなんとなく知...

鬼との戦いクライマックスはなんだかんだでいいですわ。『地獄先生ぬ〜べ〜 16』(真倉翔, 岡野剛)

  前から続いている2人目の鬼との戦いが決着する。ぬ~べ~ってけっこう悲惨な描写もあってこれを小学生も読んでいたのかぁとしみじみ。でも、悲惨な描写は悲惨な状況でしか出てこないし、まあ、そのくらい悲惨な状況だった...

シニカルな中堅ミステリー作家の日常とミステリー『日曜の午後はミステリ作家とお茶を』(ロバート・ロプレスティ)

  シニカルって言葉が似合う。でも、シニカルってどんな意味なんだろう。 皮肉屋っぽいイメージで使っているけど、もう少し強めのイメージかも。ミステリー作家に限らず作家は”ふつー”の人よりもひとくせもふたくせもある...

現代に生きる人が失ってしまったものは… 『地獄先生ぬ〜べ〜 15』(真倉翔, 岡野剛)

  けっこう盛りだくさんだったかなぁ。響子とぬーべーの関係を前世に遡って覗いてみたお話から始まって、親友の泥人形を作って生き返らせようとしたり、偶然の女神がたくさんの偶然をもたらしたり、蛤女房クッキングがあった...

身代わり地蔵がかわいくて… 『地獄先生ぬ〜べ〜 14』(真倉翔, 岡野剛)

  儚かった。14巻では身代わり地蔵のお話と広(ひろし)ととある母ちゃんのお話が印象的だったかな。 告げ口妖怪のお話ではクラスメイトの1人が新しくスポットライトがあたる。少しずつキャラのないクラスメイトがキャラ...