過去と決着をつけ、目標の場所を目に焼き付ける 『おおきく振りかぶって(19)』(ひぐち アサ)【本・マンガ】

  一区切りついて、次に目を向ける。時間は限られている。あと、2年の高校野球生活を実りあるものにするために!過去と決着をつけ、目標の場所を目に焼き付ける。 武蔵野 VS ARCの夏の大会準決勝が決着し、阿部は”...

ふと入った喫茶店の中で裏のない将棋の駒を見つける。それこそ、石川県の宇出津地区に伝わるゲーム、「ごいた」の駒 『放課後さいころ倶楽部 3』(中道 裕大)【マンガ・ボードゲーム】

  ボードゲーム好きの端くれなので、週末、家にある10ぐらいの2,3を選んで家族でボードゲームをやることがある。タイトルは「ごきぶりポーカー」とか「ハゲタカのえじき」とかメジャーなものが多いのですが、それなりに...

忘れ物を忘れたままにしてしまったらそれは忘れ物ですらなくなってしまう 『世界から猫が消えたなら』(川村元気)【Kindle・本】

人生のどこかにある大きな忘れ物を取りに行きませんか? 人はだれでも(特別若くない限りは)大きな忘れ物を人生のどこかに置いてきているだろう。それは身近な人の所だったり、一瞬しか交わらなかった人の所だったり。でも、ほとんどの...

個人のデザインブランディングの参考になる一冊 『デザインセンスを身につける』(ウジトモコ)【Kindle・本】

  個人としてのデザインを理解するための一冊。 Twitter・Facebookのプロフィール写真一つとってもこだわりを持つことが大切。そのこだわりは個人のブランディングと合わせないといけない。 何でも目立つ写...

描かれない死もあるようで、そっちの死の方が想像を掻き立てられ、怖い 『HUNTER×HUNTER 1』(冨樫 義博)【Kindle・マンガ】

  小さい少年ゴンの物語。幼い頃に別れた父の仕事、ハンターを目指して父と同じ道を歩き始める。 これもワンピースと同様に読んでいなかった名作冒険マンガ。読んでみたらこれもさっさと読んでおけばよかったと後悔。引き続...

大学の授業だとしたら「人事管理言論」 『人事管理入門』(今野 浩一郎)【本・人事】

  大学の授業だとしたら「人事管理言論」といったところでしょうか。人事の基礎の基礎を学ぶことが出来る古典的な入門書。 人事の仕事である「人事管理とはなにか」から話は始まる。給与や労務管理の話も出てくるが、この本...

遊びだからこそ、真剣勝負になる。遊びだからこそ、負けたくない 『ナナマル サンバツ (8) 』(杉基 イクラ)【本・マンガ】

  関係を強める。この先行われる戦いに臨むチームと共に。 全国の高校生が集うクイズ大会、SQに向けて4人で合宿に臨む文蔵高校のメンバーたち。主人公・越山識にとっては人生始めての合宿。 学生の旅といえばの青春18...

戦の世に生まれた戦に向いていない武将、小笠原長時が行きつく先は信玄も謙信も見ることが出来なかった景色 『とんぼさま』(仁志 耕一郎)【本・時代小説】

  この歴史小説が描くのは戦国時代、まだ、上杉謙信が長尾景虎だった頃、織田信長はそれほどまで大きい勢力ではなく、小さい戦国大名たちが戦いを重ねていた頃。主人公は小笠原長時。父・長棟から小笠原家の家督を継ぐところ...

すがすがしいまでの爪弾かれもの3人が不器用に駆け抜ける 『もしも俺たちが天使なら』(伊岡 瞬)【本・小説】

  まっすぐに不器用な3人が駆け抜ける。 世の中には天使のような悪魔もいれば、悪魔のような天使もいる。この本に出てくる3人は悪魔なのか、天使なのか。1つ言えるのは聖書に出てくるような純粋な天使でもなければ、純粋...