猪瀬直樹と弘兼憲史が1991年に予言的に社会を切っていた 『ラストニュース(1)』(弘兼憲史)【Kindle・マンガ】

    どことなく日本がおかしな方向に進み出していた予兆を捉えているような凄さを感じさせるマンガ。作家だった頃の猪瀬直樹の凄さとどんな物語でも読む人を一定の力で引き寄せる弘兼憲史の凄さがつまっている。...

「四十を超え、多くの大人達は死ぬまでにもう一度燃えるような恋をしてみたいと考える」 『黄昏流星群(1)』(弘兼憲史)【Kindle・マンガ】

  人生の中で燃えるような恋って何回するんだろう。正直、そろそろ落ち着こうと思っている25歳の自分にとってはもうないものだと思うけど、そうじゃないらしい。 人は人生の終盤に差し掛かる頃に燃えるような恋をするらし...

「課長 島耕作」の弘兼憲史が犯罪の裏側の人と人の物語を描く社会派マンガ 『人間交差点(1)』(弘兼憲史)【Kindle・マンガ】

    今日も家に帰ってニュースを見ると何かしらの事件が取り上げられてるでしょう。誰が誰を殺したとか、誰が行方不明になったとか。 見ている人のほとんどは報じられる名前なんて覚えていなくて、流してしまう...

相変わらずのモテ男島耕作、一巻でキレイめの先輩3人を落として2人とあわわわわ。『ヤング 島耕作(1)』(弘兼憲史)【KIndle・漫画】

  ビジネス漫画だけど、エロ漫画でもあるあまりにも有名なサラリーマン漫画。日本を代表する電機メーカーで会長にまでなった島耕作の若かりし頃。入社式から物語は始まる。 現実世界に沿って話が進んでいる本編と違って、こ...