これを読んだら簿記の試験に受かるってことはないけど、会計についての理解を進める本としては簿記の試験向けテキストよりもオススメ 『決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法』(國貞 克則)【本】

 

会計は大切。でも、簿記の細々とした処理を覚えることは必要ない。会計の全体像を理解しておきたいんだけどなぁ、という人にはかなりオススメの本。

私自身も会計の知識が必要であろう会社に入ったものの、結局、会計の知識がほとんど必要ない部署で働いているので、会社の知識は必要ないかな。と思ってました。

でも、仕事上の話の端々に会計の話題が出てくるし、ここで、会社らしい切り返しが出来ればいいんだけどなぁ、と思ったことが結構あるので、どこかのタイミングで会計の基礎知識を頭ん中に入れようと思っているのですが、まず、最初に参照するのがこの本になりそうです。

中小企業向けにコンサルティングを行っている著者がビジネススクールなどで行っている会計研修の内容をまとめたもの。

簿記の試験テキストとは違うのでがっちり仕訳の話が出てくるのではなく(もちろんところどころ出てきますが)、まず、会計はなんのためにあって、どんな表が基本になるのか、表はどのように読み解くべきなのかなどの話と、実務の個々の伝票整理の実務がどう繋がっているのかの話から始まる。

会計とは?をしっかり語った上で、整理してくれるので、とても分かりやすい。

これを読んだら簿記の試験に受かるってことは絶対にないけど、会計についての理解を進める本としては簿記の試験向けテキストよりもオススメ出来る一冊。

【手に入れたきっかけ】

ある人におススメされたので購入!

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。