「どう思う?」に答えるために 『自分のアタマで考えよう』(ちきりん)【本】

 

「どう思う?」に答えるために読もう。

日系企業で”一応”、コンサルティングファームと呼ばれる会社に転職して早1年。入社したばかりの頃に怒られていたこととは違うことで指摘を受けることも増えてきた。

そんな中でもやっちまったと思うことが少しあった。他の先輩と相談した結果を尊敬しているマネージャーに報告した時に「お前はどう思うんだ?」と言われ、その時に何も返せなかった事で自分で何も考えていなかったことに気付かされた。

他の人と相談して回答をもらってそれでよしとしてはいけないと心に誓った。じゃあ、そんな時にどう考えればいいのか。その参考になりそうな一冊がこちら。

自分で考えた上で他の人が驚くような疑問提起をするブロガーであるちきりんが自分の頭で考えるやり方を指南してくれる一冊。

就活の時のフィルタは真剣につくろう

いろんなやり方で考える方法論を提示する中、ものをみる「フィルター」の大切さについて記されていたのがこちら。就活で会社を選ぶときに「社会に貢献している会社」や「モノをつくってる会社」じゃ、会社を見るフィルタとしては不十分すぎる。

自分独自の価値で作られたフィルタが必要で、本の中で紹介されていたのは「成果の見える時間」や「仕事の分類」など。今どき就活生の参考になりそうなお話。

答えをすぐに読まずに自らの思考の棚を作れ!

数学の問題を解いている時にすぐに解法を読んでいたことを振り返り、それでは考える力は身につかないと断言する。自分が常に考えていることがある上で、新しい情報を整理して格納し、そこから自分なりの考えを出していくのが自分のアタマで考える事。少しずつでいいからやってみると、本当に自分の頭で考えられるようになるかもしれない。

【手に入れたきっかけ】

「ブログ」が好きで気になっていたので購入!

【オススメ度】

★★★★☆

【キーワード】

「考えるための方法論」をまとめた本

「知っている」と「考える」

決めるプロセス

なぜ?

可能性

縦と横

シンプル

レベルをそろえる

フィルターは?

グラフの使い方

思考の棚へ

「あなたの意見は?」

就活の時に会社を見るフィルタ:自分独自の価値のあるフィルタ:成果の見える期間、分類

The following two tabs change content below.

小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。