すんなり入れるフェルミ推定の入門書。 『地頭力を鍛える』(細谷 功) 【本・Kindle】

 

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【概要と感想】

すんなり入れるフェルミ推定の入門書。

今年10月に転職し、渋谷にあるITベンチャーを1年半ほどで辞めて、日経のコンサルティング会社へ入社したのですが、転職の際に読んだ本の1つがこちら。

結論から言うと、転職には全く役に立たなかったのですが、いくつか読んだり、目にしたことのあるフェルミ推定の入門書と比べると、かなり読みやすい部類に入るのでご紹介。

タイトルは『地頭力を鍛える』なのですが、

1,地頭力は大切

2,地頭力を鍛えるにはフェルミ推定

3,フェルミ推定をやってみよう

4,フェルミ推定の演習問題

というった流れで構成されています。

ちなみに、1・2については内容の4割にも満たないため、半分以上、フェルミ推定の話となっていますので、ご注意ください。

なんで、地頭力・フェルミ推定がこれからの社会で必要なのかについてもある程度ページ数を割いて説得力を持って書かれています。

ちなみに、面接では全くフェルミ推定を問われることがなかったのですが、フェルミ推定的な考え方が必要な場面が研修中であっても何度も訪れたので、コンサルとして身につけないといけないスキルだと痛感しながら読み返しています。

【引用】

「地頭力」固有の要素が、「結論から考える」仮説思考力、「全体から考える」フレームワーク思考力、「単純に考える」抽象化思考力の三つ

世の経営者やトップマネジメントと呼ばれる人たちは地頭力が高い人が多く、思考回路が「結論から」「全体から」「単純に」考えるようにできていることが多い。

「近頃の若い社員は……」「最近の学生は……」が口癖の人は二つの点で要注意である。一点目は「他者の過度の一般化」、二点目は「自己の特殊化」(「自分の世代だけはもっとまともだった……」)である。ある意味で思考停止の一例といえるだろう。

【入手きっかけ】

転職活動の際にフェルミ推定の勉強をしておくと良いと紹介されたため購入

【本へのリンク】

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。