憲法と憲法を取り巻く今の状況について入門の大学講義を受けてみたい方へオススメ『はじめての憲法教室』(水島朝穂)【Kindle・本】

 

憲法は国家を律するためにある。

そんな中学校で学ぶようなことが当たり前だと認識され続けるために。少し理論武装してみてはいかがでしょうか。

あわただしくて、きなくさい世の中によっていろんな当たり前だったものが失われていきそうだ。もちろん、無駄であったり、余計なものであった当たり前はドンドン刷新していけばいいのかもしれない。

でも、あった方が良さそうな当たり前まで失われそうで少し怖い。1つが日本国憲法の精神。

この状況を読み解いてくれるのは早稲田大学教授の水島 朝穂。著者のゼミの様子が1冊の本にまとまっている。自分では意識をしていないらしいが、護憲派と呼ばれる著者らしく自民党の憲法草案に対して辛口の書きぶりが目立つ。

しかし、大きく偏っているようには思えなかった。学者として憲法とは何か、憲法に関する様々なトピックについて学生と一緒に考える営みを除くことが出来る内容になっているので、そこそこわかりやすいはず。

憲法と憲法を取り巻く今の状況について入門の大学講義を受けてみたい方へオススメの1冊。

【手に入れたきっかけ】

Kindleキャンペーンで気になったので購入!

【オススメ度】

★★★★☆

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。