「……どうせ働くなら……よくわかんねぇ一人の社長(ヤツ)のために働くより、国(1億人)のために働く方が面白そうじゃねーか!」
自衛隊の現実を交えながら自衛隊で働くことを目指す18歳の若者たちの日々を描く。
本当はどうなっているのかは正直わからないけど、読んだ印象はそこそこ取材をしていて現実が反映されていそう。いきなり自衛隊員になれず、候補生から始まること、チームで動いていくからこそバディ制度もあり、バディが持つドッグタグの重い意味などは現実の厳しさを感じさせる。
ただ、そんな中でも自衛隊で働くことの意味とやりがいは冒頭での語りにも現れている。自衛隊の文化についてはこんなセリフから伝えようとしているのかもしれない。
「コビてない感じがグッとくるんだ」
「自分でギブアップしない限り、どんな奴でも見捨てたりしない。それが自衛隊だ」
8人それぞれに背景があってこれから全員が隊員になれるかの不安さを煽る中、若さゆえ(?)のバディとのぶつかりを抱える。そんな中、自衛隊であることを意識するであう「銃貸与式」が次の大きなイベントで2巻へ進む。自衛隊の事を知る入門としてもいいのかもしれない。
【手に入れたきっかけ】
Kindleのキャンペーン!
【オススメ度】
★★★☆☆
The following two tabs change content below.
小檜山 歩
コンサルタント : 日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
最新記事 by 小檜山 歩 (全て見る)
- BASARAの飲み放題プロレスが意外とよかった~ディープな気もするけどプロレスビギナーにもあり?~ - 2025-03-30
- 大きいはプロレスラーにとって正義~優宇とぶつかり合えるエボ女の大型新人Chika~ - 2025-03-24
- The Show Must Go Onなんて軽々しくは言えないけど~3.20 DDT後楽園を現場体験した上で感謝~ - 2025-03-21