イギリスの託児所と社会の現実となにか『子どもたちの階級闘争――ブロークン・ブリテンの無料託児所から』(ブレイディみかこ)

理想と現実を対比することは多いけど、理想ではなくて現実を通してなにかを見つめ直させるような内容になっている。 イギリスで保育士をしている物書きが2015年から2016年と2008年から2010年までの間に託児所で起こった...

目視できないけど巨大な生物が。ゴジラを確認「ゴジラ S.P <シンギュラポイント>」第10話:りきがくのげんり

何かが落下した。世界のことわりが消え失せる点が特異点。オーソゴナル・ダイアゴナイザーができれば。止めるしかない。カミムシと連絡が取れない。書かれている数列と一致する。タイムマシンには矛盾が多い。あるはずのものがない情報。...

たりない人たちの物語の1つの区切りと始まりだった「明日のたりないふたり」

オードリーの若林正恭さんと南海キャンディーズの山里亮太さんのユニットであるたりないふたりが1つの区切りを迎えてしまった。 ラジオでも復活はしないと若林さんが言っていたこともあって本当にしばらく(ひょっとしたら本当に二度と...

また悲しい厳しい区切りを迎えることになる『本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第四部「貴族院の自称図書委員III」』(香月美夜)

少し前からほのめかされてきたマインの頃に結んだ契約魔術を解消することが現実のものとなろうとしている。自分が持っている紙作りの事業を先に進めていく中で少し前に結んだ契約が関わる人達を大変な目にあわせること可能性があるという...

ゴジラに爆撃をするも…表面が崩壊して動き出した…「ゴジラ S.P <シンギュラポイント>」第9話:たおれゆくひとの

紅塵が飛び散る。怪獣が歩き出す。爆撃して燃えたのに。2発目は紅塵が包む。氷が…リアクティブアーマー。ジェットジャガーのバッテリーがもたないかも。ものすごい計算機が必要。卵が先か鶏が先。死体かも…動いてる。 マリーナの入り...

トランプ現象を含むアメリカの論理を宗教から紐解いた上で生き方に持っていく『シリーズ・企業トップが学ぶリベラルアーツ 宗教国家アメリカのふしぎな論理』( 森本 あんり)

自分の母校で有名なキリスト教の授業をしている著者の新書ということで在学中は授業を受けなかったけど気になって読んでみることにした。アメリカの価値観や行動原理を宗教からひも解いていく。 インテリ層には想像がつかなかったトラン...

築地四丁目付近は立ち入り禁止に。「ゴジラ S.P <シンギュラポイント>」第8話:まぼろしのすがた

マイナス20度の空気を出している。大爆発。焼け死んだのか。相当な火力である。紅塵の発生は止まった。東京に青空が。生きるために死んだのか。 マンダが死んでいる。硬質の組織がある。サナギのようになっている可能性がある。国際転...