「ホンネなんて「コショウ」みたいなもんだ。ヤセガマンの「タテマエ」があってこそ、意味があるんだ」『弁護士のくず(1)』(井浦秀夫)【Kindle・マンガ】

  ホンネなんて「コショウ」みたいなもんだ。ヤセガマンの「タテマエ」があってこそ、意味があるんだ。コショウを山盛りにされて食えって言われたらたまらんだろ。 ホンネだけで生きていくのは大変。全ての人が言いたいこと...

証拠を見つけるために自らの足を使って勝負する。そんな姿に懐かしさを感じる 『福家警部補の挨拶』(大倉 崇裕)【Kindle・本】

  何だか現代なのに懐かしい匂いがするミステリー。最初に犯人が事件を起こすところから描く倒叙モノ、またの名を古畑任三郎システムのミステリーだということだけじゃない。何だか、主人公にも犯人にも風情がある。厳しい人...