ちょっと番外編になるが、今日で国際法の授業が最後であり、その最後の言葉のようなものでこんな事を話していたので書きたい。
これは、国際法においてその該当する国際法に関する問題に関して起こる過程を表したものであり、
まず、その問題に関する規範(不文の慣習や成文の条約を含む)があり又は作成し、その後それを各国が受容し(署名や批准)、しっかりと運用(履行)し、それによって効果(結果)が分かる。
その過程ではやはり規範ありきであって規範から効果までの道のりは長い。今までの国際法はそのようなものが多かったようだ。とりあえず止めて、罰して効果を見るなどの戦後処理の条約や核軍縮の条約などがそうだろう。しかし、その条約形成過程はその関わる問題に対する究極的な目標(効果)を踏まえているとは言い難い。核関連の条約などでは、結局核保有国は核全廃の抜け道を残しておくなどは、元々の目的からズレているように思える。
しかし、最近の傾向はその条約の効果をしっかり考えた上での条約作成となるケースがある。それは、地雷の全廃を目指すオタワ条約やクラスター爆弾の全廃を目指すオスロ条約がその一つだろう。内容もしっかりと全廃を目指している。
気候変動の関連の文書も初めはそうだったのだと思う。気候変動を止めるためという目的のために条約が作成されたのだろう。しかしながら、昨今のポスト京都に関する枠組み策定はまた、文書ありきになり、なんのためにこの条約を策定するのか。という姿勢が抜け落ちてしまっているように思う。気候変動に関して問題視し、それぞれの国がなんのために新たな枠組みを作るのかを合意した上でその作業に入るなら進展するように思う。
確かに国益などの問題もあるが、それと共に全ての国が一応、気候変動に対して問題意識を持っているならば、この効果(目的)優先思考法はそれぞれが考えるべき一つのポイントであるように思う。
内容は私の国際法の先生の話を自分なりに解釈したものです。ご批判お待ちしてます。
小檜山 歩
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