とりあえず、チャップリン映画を見てみたいと思ったので。
ユダヤ人の床屋と独裁者ヒンケルが似ているのは偶然という前置き。自由などなかったとされる2つの世界大戦の話。第1次世界大戦の1918年から始まる。
チャップリン登場。やっぱりオモロイ!?古典的だけどおもろい。歴史を感じる。シンプルだわ。いい。
ヒンケルが力を持つ。完全にヒトラーをパロディってるけど。メチャメチャな演説。ハーケンクロイツもおかしいし。
「一人じゃなにも出来ない弱虫だろ」「トラックで逃げるんだろう」というのは当時の集団心理を表している。
伏線も面白いぐらいに絡まっている。浅さがいい。
あっさりとした人の変化。「憎しみが消えたら幸せだわ」
音楽とのコラボもいい。
「無実の人々を迫害する政策はいずれ失敗する」
裏での必死さ。くだらない争いでの戦争。
そして、最後の名演説。床屋が独裁者のふりをして。
すばらしい。この一言。ここまでしっかり演説できる政治家が少なくとも日本にいない。それが今の現状を起こしてしまっている気がする。考える力、考えないことは家畜だということ。それは今でも変わらない。考えないといけない。人間になるために。☆5つ。名作だという意味がわかった気もした。
チャールズ・チャップリン
パイオニアLDC ( 2000-03-24 )
パイオニアLDC ( 2000-03-24 )
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小檜山 歩
コンサルタント : 日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
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