深く考えず、感動し、心が透き通る映画として最高!~「ターミナル」~

(1回目)
飛行機に搭乗中に国家でクーデターが起こり、アメリカのJFKで無国籍になってしまっている。亡命者でも難民でもないので受け入れられない。その状態を描き出す。
英語も通じない。海外で会話が通じない中、一人訳分からず、取り残される。怖すぎる。
最初は作業しながら見たので日本語で見た。やっぱり、字幕で英語で見たい。翻訳や通訳の観点からも面白い。通訳者の倫理の問題も含まれている。
空港の中でのいろんな人を映し出してる。それだけでも、おもろい。ポケベルってのもいいね。今ではありえないんじゃないかな。もっと監視が厳しくなるし。もっと翻訳者が居るだろう。2004年の作品っぽくない。
映像も良い。いろいろ工夫が細かくされている。
祖国への思いが表れている。
楽しめたし、夜に笑えた!そして、かっこいい。

「あなたのような人には一生分からない。
That’s something a guy like you could never understand」

キャサリン・ゼタ=ジョーンズのセリフ。いろんな人が使うけど、一番心に残った表情。
シルエットも最高。最後に分かる渡航の目的はすごい。まあ、泣くよね。色んな事が含まれている。オチも号泣。文句なしの☆5つ。深く考えず、感動し、心が透き通る映画としては最高!ニューヨークもまた、行きたくなった。
(2回目)
英語ができない人を表すのにはやっぱり、字幕が良い。日本語版には日本語版の魅力があるけどね。言語を大きなファクターとして扱っているならやっぱり元々の言語に字幕で見るのがいいかな!
内線が起こっている自分の国が怖いか。という質問に対して

「Is home. I am not afraid from my home
僕の故郷だ 故郷は怖くない」

と答えるシーンの重み。顔での演技が深い。
空港の外へ降り立った瞬間、そして、本当のラスト、家に帰るタクシーを呼ぶ雪の中のシーンがほんとうに良い。かっこいいし、きれい。これこそ名シーンなのかな。と思いながら画面を見ていた。

中の恋物語のオチもこひやま的には好きなもの。ただのハッピーエンドじゃない。というか、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ可愛すぎる!スタンリー・トゥッチのキャラクターもいい。恋人へやることがすごい。やっぱり、ベタでもやりたいと思うことをやるのがいいのかな。と思いながら、夜ご飯のキムチ鍋へ。

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。