沖縄海兵隊論理、小沢切りへの疑問、大相撲一門家系～2011年1月8日の朝日新聞で気になった記事～

家で取っている新聞が朝日新聞に1月から変わったのでちょっと気になった記事があったら書いていこうかな。の6回目。沖縄と小沢さんと大相撲。

①4面　沖縄に海兵隊が必要な論理は？～日米同盟深化優先　普天間は先送りで一致～

　「日米同盟深化を優先　普天間は先送りで一致　外相会談」という記事から。なんかもう普天間を先送りしていい。基地は沖縄にあって仕方ないという風になっているような気がする。まずい。去年の今頃は鳩山前首相が普天間基地について問題提起を行った。その1年後。本当にその話題はかき消されている。抑止力の説明も沖縄にある必要性も海兵隊の機能についても全く知られないもしくはイメージのみしか残っていないまま。やっぱりこの質問を世論に問いたい。「あなたの市町村に米軍基地が来ることに賛成しますか？」反対なら「なぜ、沖縄に米軍基地を置いておいて良いと思いますか？」こひやまは海兵隊の基地なんかなくても日本は安全なままだと思う。だから、どこにも海兵隊の基地はいらない。それは、海兵隊の任務は本土を守ることではないからである。本土を守る部隊でない海兵隊が沖縄に必要な論理を知りたい。

ちなみに、この記事はネットで見ることが出来ないため毎日新聞のニュースのリンクを記す。
「日米外相会談：「普天間」以外の協議優先　同盟深化、２プラス２で」（毎日新聞）
http://mainichi.jp/select/world/news/20110108ddm003010109000c.html

②17面　小沢切りへの疑問～記者有論　小沢切り　命運決めるのは予算案の方～
オピニオン面で小沢切りについての疑問が呈された記者有論があった。結構嬉しい。地方の幹部の「なぜ小沢切りが唯一の政権浮揚の切り札なのか(中略)世間の冷たい視線は6対4で管首相に向いている」という発言を引用したり、『文芸春秋』に載った西岡武夫参院議長の手記について触れたりして管さんへの警鐘としている。この点の特に前半。小沢切りへ疑問を呈したのがとても良いポイント。大手新聞社の小沢叩きの流れの中でこんな記事はうれしい。少し安心する。

③23面　大相撲一門系統図
こんな問題がある中、大相撲の一門の存在を系統図で分かりやすく記しているのが興味深かった。分かりやすい図と堅いけど面白い企画。これこそ新聞の有効活用ではないかな。