届いてから色々あって読むのが遅くなってしまった献本シリーズ2冊目。
なんとなく、この本の筆者である脳科学者の茂木健一郎さんは好きになれない。話し方とか雰囲気とか感覚的なものなんだけどね。本の内容は多岐に渡っている、3.11・東日本大震災に関することも日常的なことも。
読んだ感想としてはザックリ同意半分、反対半分という感じ。2:46で止まった時代に関する心に残るような記述や日本はここで変わらないといけない。という気持ち、将来がはっきりしていなく、どうなるか分からないからこそ「脳の潜在能力が最大限発揮」されること、自立のための安全基地の必要性については学ぶことが多い。
だけど、日本のコミュニティに関する記述についてはノスタルジーに浸っているだけなんじゃないか。昔は良かったとだけ語る。私が好きな作家の森巣博さんの言葉を借りると「ノスタルじじい」の語りにすぎないんじゃないか。と感じたりする。
3.11から日本にコミュニティが垣間見える。と語るのは正直どうなのかな。と思う。そんな事態にならないと表に出ないコミュニティは大きく評価できないし、体感で東京は元のコミュニティ、そんなにつながりがあるとは思えないコミュニティに戻っているように思えてしまう。うーん。と思う箇所もあったけど、茂木さんの素直な本当の気持ちが含まれているように感じたので☆4つ。
楽観的だけど、それもいいと思うし、脳などに関するQ&Aもヒントになるかも。
思うことがあったり、良いと思ったり、反論があったり、おかしいと思うことがあったり、質問があったり、言いたいことがあったり、
同意があったりしたら反応をして頂けると幸いです。なるべくというより出来る限り私も反応します。
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小檜山 歩
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