会計、それも経営者を目指す人が会計を勉強するための入門書としてはホントーにおススメ。 山根 節『経営の大局をつかむ会計 健全な”ドンブリ勘定”のすすめ (光文社新書)』

まえがきのはじめの方にこう書いてある。
「繁盛する企業やその仕組みを知らないと、ビジネスはできません。」
来年から一応、ビジネスマンになるのに、全然知らない自分。
ビジネスについて少し知っておきたい。という人にはかなりおすすめの1冊。
就職先の上司に「数字は得意か?」と聞かれて、「ほどほどに。」と答えた自分。
言ったことに嘘はない。数学系の問題に対して特別に苦手意識を持っている訳ではないし、
どちらかというとよくできる方だった。でも、特別にできるわけでもない。
経営視点の数字でいうと全く分からない。大学も1回も触れたことないんだから。
そんな、ビジネス経営視点の数字に触れたことがない人が、
とりあえず勉強しようと思うけど、どんな本を選んでいいのか分からない。
と思ったらこの本はおススメ。「経営の3言語」の話で会計の必要性を説明してから
会計をマスターしたい人に2つの道を具体的に提示する。
そこから詳しい会計の話に入っていくんだけど、結構勉強になる。
いろいろな統計資料や国を用いながら、
PL(損益計算書/Profit&Loss Statement)やBS(賃借対照表/バランスシート)の
概要から使い方を説明していく中で、企業のこれらの指標をどう読めばいいのか。
ということを説明していく。
これを読み解いていくと、経営における数字の間隔をつかむことができるのかな?
というか、経営に関わったことはないけど、これを知っておけば、知らない状況よりは
ずっとマシだと思う。経営は味わってみないと分からない。という
話を聞いたことがあるけど、味わうためにはこれを読んでおくと、
よりおいしく味わえると思う本。ラストの3つの問題はのめりこめるし、
解説もしっかりしている。そんなに会計の本を読んだことはないけど、☆5つ。
会計、それも経営者を目指す人が会計を勉強するための入門書としては
ホントーにおススメ。

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同意があったりしたら反応をして頂けると幸いです。なるべくというより出来る限り私も反応します。
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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。