まえがきのはじめの方にこう書いてある。
「繁盛する企業やその仕組みを知らないと、ビジネスはできません。」
来年から一応、ビジネスマンになるのに、全然知らない自分。
ビジネスについて少し知っておきたい。という人にはかなりおすすめの1冊。
就職先の上司に「数字は得意か?」と聞かれて、「ほどほどに。」と答えた自分。
言ったことに嘘はない。数学系の問題に対して特別に苦手意識を持っている訳ではないし、
どちらかというとよくできる方だった。でも、特別にできるわけでもない。
経営視点の数字でいうと全く分からない。大学も1回も触れたことないんだから。
そんな、ビジネス経営視点の数字に触れたことがない人が、
とりあえず勉強しようと思うけど、どんな本を選んでいいのか分からない。
と思ったらこの本はおススメ。「経営の3言語」の話で会計の必要性を説明してから
会計をマスターしたい人に2つの道を具体的に提示する。
そこから詳しい会計の話に入っていくんだけど、結構勉強になる。
いろいろな統計資料や国を用いながら、
PL(損益計算書/Profit&Loss Statement)やBS(賃借対照表/バランスシート)の
概要から使い方を説明していく中で、企業のこれらの指標をどう読めばいいのか。
ということを説明していく。
これを読み解いていくと、経営における数字の間隔をつかむことができるのかな?
というか、経営に関わったことはないけど、これを知っておけば、知らない状況よりは
ずっとマシだと思う。経営は味わってみないと分からない。という
話を聞いたことがあるけど、味わうためにはこれを読んでおくと、
よりおいしく味わえると思う本。ラストの3つの問題はのめりこめるし、
解説もしっかりしている。そんなに会計の本を読んだことはないけど、☆5つ。
会計、それも経営者を目指す人が会計を勉強するための入門書としては
ホントーにおススメ。
思うことがあったり、良いと思ったり、反論があったり、おかしいと思うことがあったり、質問があったり、言いたいことがあったり、
同意があったりしたら反応をして頂けると幸いです。なるべくというより出来る限り私も反応します。
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小檜山 歩
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