1つ前のエントリーで初めて参加した“ビブリオバトル”という書評バトルのイベントを紹介させて頂きました。この本を絡めた参加型イベントで2年以上前からに参加しているものに“ブクブク交換”というものがあります。
この本を絡めた参加型の2つのイベントを比較してみます。
2つのイベントの内容
まず、それぞれのイベントのルールを比べてみます。ビブリオバトルは前回も書きましたが、こんな感じ。
発表参加者が読んで面白いと思った本を持って集まる.
順番に一人5分間で本を紹介する.
それぞれの発表の後に参加者全員でその発表に関するディスカッションを2~3分行う.
全ての発表が終了した後に「どの本が一番読みたくなったか?」を基準とした投票を参加者全員で行い,最多票を集めたものを『チャンプ本』とする.
また、ブクブク交換は下記のようなルールです。
決められたテーマに合った本を持参して、自己紹介をかねた本の紹介をした後は、本の交換をするといういたってシンプルなコミュニケーション型ブックトークイベント。
2つのイベントを比較してみる
ざっくり言うと、ビブリオバトルは本のプレゼンを競い合う。ブクブク交換はプレゼンをして、本を交換する。
共通点は、どちらも本があり、出会いもあり、プレゼンもある。
ただ、主たる目的がバトルか交流かという点で異なるのかもしれない。ただ、ブクブク交換にもバトルはあり、ビブリオバトルにも交流はある。
“ブクブク交換”で本のプレゼンをして、交換を行う際には早い者勝ちにしてしまうルールが多いみたい。そんな中、最後まで自分の本が残ったら悲しい。本が残らないように頑張って腕を磨く。その点で、バトルも含まれている。
“ビブリオバトル”ではバトルが終わった後にお互いに感想を言い合う。スポーツなどで競い合った後に生まれるライバル関係に近いものが生まれているように見える。
とにかく、どちらも面白い。
“ブクブク交換”の方が比較的まったりした空間で、“ビブリオバトル”は比較的ピリッとした空間かもしれない。ただ、“ビブリオバトル”は紀伊國屋書店のものだけしか参加したことがないので、そう言い切れないかもしれないのであしからず。
書店やネットで見つけたり、読んでいる本の中で別の本と出会ったりするようなものではない、ひと味違う本との出会いをしたい人にはどちらもオススメのイベント。バトル好きは“ビブリオバトル”から、交流好きは“ブクブク交換”からでいいかもしれません。
どちらも大手書店で開催された経験があるイベント。ブクブク交換だと、交換して終わりだから買ってくれないとおもいきや、交換で手に入れられなかった本を手に入れようとその場で買う人も多いみたいです。
ビブリオバトルに参加したんだから、久しぶりにブクブク交換に参加しないと!
ということで、今週末に久しぶりにブクブク交換に参加する予定です。
2013年03月30日(土)
ブクブク交換@Bar Bar Bar Burn(三宿)
http://bukubuku.net/?p=439
会場が面白そうなバーでもあるので、楽しみです!
小檜山 歩
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