いわゆる「セカチュー」。もう、死語になってるかも。とか。時代遅れにもほどがある。と思いつつ、みんなが良いと言っていたんだし、読んでみよう。の中の1冊。
その読んでみようと思う作品の中でも、コテコテの純愛という噂を聞いていて、ものすごく読むまでに抵抗があった。自分が純愛クンとは正反対だし、ありえねー!と突っ込みを入れ続けてしまうから。というのが、このジャンルが苦手な理由。もちろん、映画も見に行っていない。
物語をものすごくざっくり説明すると、少し理屈をこねる男の子と不思議な空気を持っている女の子の中学生から高校生の純愛モノ。そして、女の子が白血病になり、その熱愛の行方を描く。そこに、恋愛で後悔している祖父が必要な役割を果たしていく。
というのが内容。「助けて下さい!」はあまりにもあまりにも有名なセリフで小説にも出てきた。そのページを見ている時はものすごく薄く、頭の中にCMで流れていたそのシーンが浮かんだ。
正直、前半、何度のも読むのをやめようかと思ったし、44ページ目にして「身が入らない・・・」と書き込んである。やっぱり、自分はひねくれているのかもしれないし。純愛なんてありえない。と思ってはいない。まっさらな気持ちで読もうと思ったけど、楽しめなかった。
だけど、頑張って最後まで読み終わった。評価は☆4つ。なんだかんだで、評価されている理由はあるんだと感じさせた。
ツンデレ評価かよ。と思われるかもしれないし。自分の中でつまらないと思った一番大きな理由は主人公が辛い中で、世界をななめから見ている発言をしているのに、彼女とそれにまつわる氏の描写があまりにも綺麗すぎて、浮いているから。その対比を通して何かを伝えようとしているのかもしれないけど、その対比がスッと入ってくるまで、自分の心を前半は捉えなかった。
正直、前半は上っ面の文章にしか読めなかった。その中で、☆4つだと思ったのは、「なんで天国が出来たのか」という話に物凄く引きこまれたから。心が入っているし、その通りかもしれない。と思った。「なぜ、天国ができたのか」を考えさせられた。だから、読みきれたし、一応、この本は自分の中でもそれなりにイイ本じゃないかな。とすすめることが出来るかな。
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小檜山 歩
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