手紙から思い出を振り返る。書いた人がいなくなっても残る手紙からはその人を感じることができる。
タイプした文章だけでなく、手書きの文章だからこそ伝わってくるものもあるでしょう。それだけ文字は書いた人を写す。
手紙から自分の人生を振り返った鳩子は代書屋の先代である祖母との関係を見つめ直す。見つめ直す中で鳩子の中に生まれた感情は複雑。最初に後悔を生んだけど、また違う心を生み出しそうだったりする。
手紙は生きていて読んでいる人にその読んだ時に応じた感情を生み出すんだと感じさせる。
「曲がり角を違えば違う人生になる」という言葉のとおり、人の人生は些細なことで大きく変わってしまう。だからこそ、その曲がり角を慎重に曲がらないといけないし、曲がったあとは後悔しないように歩けばいい。
鳩子の仕事も人間関係も一区切りで物語は終わるんだけど、よかったかな。
ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~ | NHKドラマ10 – NHKオンライン
http://www.nhk.or.jp/drama10/tsubaki/
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小檜山 歩
コンサルタント : 日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。