ヤクザの世界を描いた日本初のアクションRPGとして一つの歴史を刻んだ龍が如くが大きな挑戦をした。いままでも歴史上の出来事を描いたりゾンビの世界を描いたりとチャレンジをしてきたけどアクションRPGというシステム自体は変えることはなかった。
そんな龍が如くがアクションではなく、RPGに挑戦し、主人公まで変えてしまった。賛否両論があるのは仕方ないところだけどストーリークリアまでやって龍が如くをずっとやってきたファンとして悪くない進化だったと思う。
今までの龍が如くのアクションは生かしたままRPGらしいコマンドバトルの仕組みを取り入れている。日常の風景の中で戦うということを表すためにガードレールにひっかかったり、道の端で引っかかったりとウッと思わせる箇所もあったけど基本的にはRPGのバトルに仕上がっていた。
お金やレベル上げでどうにかすることもできる一方でテクニックを駆使すればうまいこと高いのもコマンドバトルの面白さを表している。
主人公が変わったことは桐生一馬という桁外れの力を持つキャラクターからどこか等身大のキャラクターである春日一番がRPGが好きで仲間たちと戦っていくことで自分をRPGの主人公と重ねるのも楽しめる。
元々の龍が如くの世界観は確かに踏襲していてヤクザの男臭さの中でどう入っていくのかという問いもありつつ、ヤクザがとてつもなく生きづらい世の中も回を追うごとに確かに表している
元のアクションRPGに戻すべきという意見もあるかもしれないが、二つの形態それぞれ龍が如くシリーズの次回作が出ればいいんじゃないかなと思う。最近はリメイクだったりナンバリングタイトルの更新だったりすることが多いので、そろそろ一風変わった設定のスピンオフ作品を楽しみにしたい。
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小檜山 歩
コンサルタント : 日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
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