スーツって仕事に張りを持たせてくれる。お客さん先で内勤でPCに向き合う時間がほとんどなので、ラクな私服で仕事をしたい気持ちになることが頻繁にあるけど、スーツも嫌いじゃない。
スーツ自体のデキはもちろんだけど、いろんな訳あって(イージー)オーダーでスーツを作る自分としてはかけたお金と時間がスーツに宿って力になっている気がするんです。
ちょっといい生地で作ったスーツを着て、たまに触ったりするとなんだか仕事を頑張らないとなんて思ったり出来る。そんなスーツ作りのお話。
ナポリにいるはぐれ者の日本人仕立て屋
ナポリの泥棒市の奥でガイコツを磨いているような怪しい仕立て屋、織部悠がこのマンガの主人公。
伝説の仕立て屋の弟子で知る人ぞ知る悠の元にはシチリアのマフィアの跡目争いで使うスーツや仕事でやり直したい男のスーツ、ナポリを独占しに来た大規模チェーンとの戦いなど、一風変わった、難易度の高い物語のあるオーダーが続々と入ってくる。
オーダーの裏にある物語も詰まったスーツを仕上げる悠のかっこよさとスーツに関するウンチクが楽しい。いろんなものをつめたスーツを人生で一度くらい作ってみたいと思う物語。
【手に入れたきっかけ】
Kindleの無料お試しキャンペーンで気になったため!
【オススメ度】
★★★★★
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小檜山 歩
コンサルタント : 日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
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