コンセプトは興味深い。ただ、もっと深めて欲しい。
「研究開発の進むリアルな宇宙と、アーティストの表現としての内的宇宙」。この2つに焦点を当てた展示。流行りの宇宙を美術館が取り上げるならこの形なのでしょう。
ただ、半分以上は実際の宇宙で使われてたものなど、博物館や科学館的な側面がある展示だった。
展示の中でひときわ存在感を放っていたのは「チームラボ」の名前。いくつかの映像作品はチームラボによって作られたものだった。
松本零士のSF作品の展示などもあり、現実の宇宙と想像世界の宇宙を感じられる。りんごの表面の模様を宇宙に変換した作品はこの展示を象徴しているように感じた。いろんなもの中に宇宙は存在しているとか、中二病っぽいのかもしれないけど、好きでした。りんごのプラネタリウムの中にいつか入ってみたい。
宇宙の無重力体験は一人でやるのはちょっと恥ずかしいので、誰かと来たほうがいいかも。
【特に気になった作品・キーワード】
チームラボ
りんごも宇宙
・お気に入り度
★★★☆☆
ミッション[宇宙×芸術]-コスモロジーを超えて
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/cosmology.html
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小檜山 歩
コンサルタント : 日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
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