これぞの旗揚げ戦はこれからの糧に。「GLEAT Ver.1」2021年7月1日@TOKYO DOME CITY HALL」

 

旗揚げ戦は注目を集める。”赤いパンツの頑固者”である田村潔司さんが今の時代にプロレスとUWFをということで手練れとイケイケの若手が集まって旗揚げしたGLEATは格闘プロレスのUWFとハイスピードプロレスのどっち取りをする。メインに新日本プロレスのSHO選手がUWFルールに挑戦というのもあって注目を集めた大会はSOLD OUTだった。

圧倒的な強さも魅力だった橋本千紘と船木誠勝

UWFの流れを汲む船木選手と女子プロレスで存在感を持つ橋本選手のリデットUWFルールでの試合はたまらんかった。受けながらも相手を叩き潰す試合で特に橋本選手の試合は相手がデビュー戦だったこともあって存在感がとんでもない。

受けの美学がプロレスではよく語られるけどこんな試合もありだなと。

プロレスはストロングハーツが引っ張りながらも河上選手とカズを慕ってきた人たちも

CIMA選手を中心とするストロングハーツは世界進出を狙ってた中で、コロナで国内での拠点をここに置いたということで団体を盛り上げる。W-1が解散した中でカズ・ハヤシ選手とともに行動した若手たちと決心して大日本を出た河上選手がギラギラしてる。UWF側が注目を集めるけどプロレスもここにしかない試合があった。

旗揚げ戦の魅力とこれからがあったメインとエンディング

旗揚げ戦のメインに所属選手以外の選手が出ると勝つんだろうなぁと思ってしまうのだけど今回は業界最大手の新日本プロレスということもあって更に所属選手が負けるのかなぁと思っていた。結果は予想通りなのかSHO選手が伊藤貴則選手に勝利したメインイベントだった。

でも、お互いの見せ場もあり、一度限りの参戦になるかもしれないSHO選手の株も上がってよかったのかな。

「これから巻き返していく、新しいページを作っていく」というのは団体立ち上げの時にみんな言うのだけどリングにいる選手は本気で言っているのだろうことが伝わってくるからこそ惹きつけられるし旗揚げ戦はやっぱり行きたいと思わせてくれる。

今回も同じことを感じた旗揚げ戦でプロレスとUWFの融合を見せてくれた団体に惹かれる人は多いようで周りの人もまた来たいと言っている人が多かった印象がある。自分もいろいろあって行きにくくなるかもと思いつつも追いかけたいなぁと。

最初と最後に「グランドエスケープ/feat.三浦透子」が流れる。NOAHでも同じ演出あったなぁとも思いながら旗揚げ戦にはピッタリな曲なんだろう。

夢に僕らで帆を張って 来るべき日のために夜を超え
いざ期待だけ満タンで あとはどうにかなるさと 肩を組んだ

怖くないわけない でも止まんない
ピンチの先回りしたって 僕らじゃしょうがない
僕らの恋が言う 声が言う

「行け」と言う

エンディングムービーに重ねて流していたのがよかったかな。最後のメッセージもこんな状況の中でも旗揚げしたことへの強い意志を感じさせてくれてこれからがたのしみだし、また、明日から頑張ろうと。

Our flag was raised
Make history together!
Thank you! Be love GLEATers

やっぱりプロレスっていいものだなぁ。

 

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。