アトラクションというよりもワークショップの色合いが強かった。もう終わってるけど、ちょっと前にダイアログ・イン・ザ・サイレンスというイベントに行ってきました。
けっこう前に目が見えないことを体験するダイアログ・イン・ザ・ダークというイベントに参加して目が見えないことを体験することがアトラクションになっていて驚いたことを書いたけど、それとはまた違ったものでした。
社会貢献なんておおげさに考えずに貴重な経験が出来る非日常アトラクションを体験しようと思って行ってみればイイ 「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」【街歩き・外苑】
外の音を遮断する(とはいっても完全には遮断できない)イヤホンをしたうえで話してはいけないというルールの中で10人ぐらいの参加者同士が対話をする。耳が聞こえない場合は手話を使うことが多いけど、手話も使ってはいけないというルールで。
私が参加した10人のうち3人ぐらいは手話を使えそうな人だったり、耳が聞こえない人がいたりして手話を使ってしまうと他の人たちが置いてけぼりになってしまうことが理由なんでしょう。
ダイアログ・イン・ザ・ダークと違って相手が見えている。何かを言いたそうにしている。だからこそ、声を出せない・聞こえないことの歯がゆさで疲れた。目が見えない場合は自分がなんにもできないことを本当に実感した上でいろんなことをするチャレンジがあったんだけど、見える中でというのがとっても疲れました。終わったあとも座ってちょっとぼーっと。
終わったあとには案内をしてくれた耳の聞こえない方との対話の時間もあってどのくらい聞こえないのかなどの話も聞かせてもらって全く聞こえないわけでもなくて低い音だったり体の音は聞こえるというのはそうなんだぁと新鮮でした。
耳の聞こえない方がダイアログ・イン・ザ・サイレンスの中では対等になれた気がしたという感想を話していて印象的でした。目が見えない人の白杖のように耳が聞こえない人については日常で気づくことが少ない。そんなことを実感させてもらえる時間で新鮮でした。疲れたけど、意味がある時間でした。
小檜山 歩
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