阿佐ヶ谷、中野、吉祥寺、高尾山といえば何を連想するでしょうか。
ついでに、国立、三鷹、新宿あたりもヒントとして付け加えましょう。
東京に住んでいる人にとっては簡単すぎるかもですね。
答えは、JR中央線。
そんな、東京から高尾へと向かう電車の沿線に詰まった物語の短篇集がこちら。
中央線って何か物語がつまってる
都心に近いベッドタウンとしての顔と大学がたくさんある学生の街としての2つの顔を持つ中央線沿線の物語。
東京と新宿という違う顔を持つ2つの大きな駅の延長線上にあるってのも何だか、他の電車と違うのかもしれない。
自分にとっても通っていた大学の最寄り駅であり、サークルの拠点としてた大学の最寄り駅ってことで何だか特別な意味がある。もう1つの頻繁に使う電車である東京メトロ東西線とはなんだか空気が違っていた。
なんだか特別な電車。ずっと住み続ける人、新しく入ってくる人、旅立つ人といろんな人が交わる。それぞれの物語がそれぞれの短編に詰まっている。
中央線沿線を舞台にした恋物語。夫婦、先生と生徒、人と熊、高校生同士、大学生同士といろんな関係がファンタジーっぽくもリアルにも感じられる。
知っている駅の行ったことがある情景が描かれると何だが物語に臨場感が出てくる。
【手に入れたきっかけ】
古本屋で見かけてビビっときてジャケ買い!
【オススメ度】
★★★★★
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小檜山 歩
コンサルタント : 日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
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