新たな弟子が登場する第二巻。
イエス・キリストには12人の使徒(イエスによって遣わされた者たち)がいる。しかし、13人目の使徒は立川の銭湯で見つかった。そんなことも起こってしまう物語。
休暇中のイエス・キリストとブッダは中央戦沿線の立川の風呂なし一間に2人暮らし。現代とのジェネレーションギャップを感じながらも現世を楽しく生きている。
2巻はクリスマスと正月がやってくる。クリスマスがイエスの誕生日だと思い出させないようにするブッダとクリスマスがサンタさんがトナカイで初めて飛行に成功した日だと勘違いしているイエスのギャップが楽しい。
除夜の鐘は108回までということで鐘を突くことが出来なかったブッタの「煩悩は絶対に数え忘れているから1つ多く突いたとしてもバチは当たらないってか、当てないのに」の言葉はある意味「なんで煩悩は108つなのか?」という問いに対する答えかもしれない。
お気に入りはブッタの風邪を治そうとするキリストが発した一言とブッタの返し。まさに聖人漫才。
【オススメ度】
★★★★☆
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小檜山 歩
コンサルタント : 日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
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